関川村の豪農屋敷
今年の5月連休は新潟から福島(会津)を旅した。
当初は中日に天候が崩れるような予報もあったが、それはいい方に外れ、結果的にほとんど雨には降られずに済んだ。
旅の目的は観光と併せ、風景と鉄道を絡めて撮影することがその半分ほどを占めるもの。
初日は予てから気になっていた新潟県の関川村を訪ねた。
新潟から約1時間、米坂線の越後下関で列車を降りる。
18世紀の町並み(豪農屋敷)を見ることができるという関川村の下関地区。
その代表格は国指定重要文化財である「渡邉家」。
それなりの入館料は必要だが、規模や見どころを考えれば妥当であり見ごたえのあるものである。
時間をじっくりとかけて見学した。
施設についての説明は公式解説の劣化コピーの如くなってしまうので省略し、いくつか写真を載せるにとどめておく。
この石を敷き詰めた屋根はその名のとおり「石置屋根」というそうな。
その数15,000とか。
館内の説明はガイド氏がわかりやすくして下さり、随所に及ぶ機能やこだわりに感銘を受けた。
写真には写っていないものもあるが、土蔵は全部で6つ。
それぞれに用途が異なり、造りも工夫が凝らされていると聞いた。
急ぐ旅ではないとは言え、見るのに夢中で「渡邉家」での滞在は1時間半以上に及んだ。
昨年夏に見学した山形県酒田市の「本間家旧本邸」と同じく、この手の観光がどうも私は好きで仕方ないようだ。
(新潟県岩船郡関川村)
関連記事