「大雪渓酒造」見学

みすずかる.

2018年02月25日 20:37

私が初めて飲んだ日本酒は、「大雪渓」だった。
当時は酒の銘柄も種類も知らず、ただ山小屋でさも美味しそうに飲む登山者を見たことがきっかけとなり、下山後、いわば興味本位で飲んでみたのがはじめである。

その後、数年は酒を飲むことはなかったが、再度日本酒を飲もうと思った時にまた出会ったのが、「大雪渓」だった。
今度は試飲販売で「ひやおろし」を飲み、はっきり「旨い」と思ったことを覚えている。

時を経て色々な日本酒を飲むようになると、蔵巡りもするようになる。
交通の便を考えるとなかなか行きにくかった大雪渓酒造の蔵だが、今回ついに足を運ぶことに決めた。






明科駅から町営バスに乗って向かうのだが、本数はそう多くなく、加えて日曜・祝日は全便運休。それが行きにくい最大の理由。

バス停を降りると目の前が大雪渓酒造。
バス停の名称に偽りなしである。


醸造場所と隣接する、築150年の蔵元の主屋(おもや)が蔵元直営店「花紋大雪渓」となり、一種の観光施設のようになっている。

今回は事前予約をしていなかったので、本来なら蔵見学はできないところであったが、蔵の方からお気遣い頂き、ほかの団体さんに混ぜて見学させて頂くことができた。

※許可を得て撮影


※許可を得て撮影


※許可を得て撮影


説明が非常にわかりやすい。
米を洗うところから、実際に醸すところまで、順に沿っての案内。

見学の最後はお約束の試飲。


すっかり長居をしてしまい、自分へのお土産品(酒)もたくさん購入。
見学してから飲む「大雪渓」はまた一層美味しく味わえることだろう。

関連記事