<登山メモ>
【日程】
2015年7月11日(土)~12日(日)
【登山行程】
7/11 中房温泉登山口~合戦小屋~燕山荘~大天荘⇔大天井岳頂上
7/12 大天荘~燕山荘~合戦小屋~中房温泉登山口
【その他】
・小屋泊(1泊2食)
・大天荘からの下山時喜作レリーフ付近で足を滑らせ腕に軽傷・カメラレンズ損傷
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今年もやってきた夏山シーズン。
例年だと天候条件からうまくいっても梅雨明けした7月下旬からスタートとなっていたが、今年は意外なことに梅雨明け前の7月第2週に機会が訪れた。シーズン本番前に実地での足ならしができるとは願ってもないことである。
天気予報で見る限り雨の要素は全くない。
そんな2015年最初の登山に選んだのは大天井岳(おてんしょうだけ)。
読みはいくつかあるようだが、私のブログではこのように読ませて頂く。
中房温泉の登山口から北アルプスの三大急登と言われる合戦尾根をひたすら登る。
何のことはない。自分のペースで歩むだけである。
登山口を出て約1時間45分で休憩地合戦小屋に到着。
今年もそこそこ順調なペースでここまで上がってきた。
のぼりにつられて休憩がてらうどんを食す。
名物のスイカが気にならなかったわけでもないが、ここはエネルギーになるものを摂取しなければ。
先はまだ長いのだ。
合戦小屋からさらに登るとやがて森林限界を越え視界がぱっと開ける。
まもなく槍ヶ岳がその姿を現すとそれはラストスパートへのカンフル剤になる。
登りきった先にはお約束のこの眺め。
燕岳とご対面!
そして広がる槍ヶ岳から裏銀座の山々へと広がる大パノラマ。
団体から個人まで、燕山荘は既に大勢の登山者で大賑わい。
手頃に北アルプスの魅力と登りきった達成感を味わえる燕岳だけに、これが登山を好きになるきっかけとなる人も多い山、山小屋ではないだろうか。
などと知ったような口を利く私は燕山荘で水分補給だけして、いよいよ空中散歩ゾーンへと入るのであった。